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自分の首を絞める著作権者たち

7 月 24th, 2007 by 鳴神

 評論家でエンジニアでもある小寺氏が、先日のコピーワンスの問題についてコラムで触れています。

 いたずらに著作権などの権利強化を求めることは、権利者にとっても必ずしもメリットとなるわけではないという意見にはまったく同感です。

 権利者側は、コピーを厳しくすれば自分たちの収益が上がるとでも思っているのでしょうか。そもそも、海賊版がどれほどの悪影響を与えているのかも曖昧なままです。

 反対に、利用者(消費者)の側の利便性を損なうことで、かえってビジネスチャンスを自らつぶしかねない恐れもあります。“コンテンツは利用してもらわなければ意味がない”という当然のことに、なぜか当事者たちが気付いていない感があります。

 その点、アメリカの音楽業界は先へ行っていますね。DRM撤廃の方向へ進みはじめ、小寺氏によると映像分野でもEPNによってユーザーの使い勝手を優先するようになっているようです。未だにコピーの回数だけでもめている日本とはえらい違いです。

 著作権者は、なにか著作権保護をイデオロギー化してしまっているように思います。企業にとって著作権が意味をもつのは、それが利益の源泉だからです。裏を返せば、仮に著作権を侵害されることがあっても、結果としてもうかるならそれでいいはずです。

 著作権を守るために自らの利益を犠牲にしているコンテンツ・ホルダー。この本末転倒の状態はいつまで続くのでしょうか。

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