著作権の主張のしすぎも問題
8 月 5th, 2007 by 鳴神
アメリカで、ある業界団体が興味深い申し立てを行っています。
この団体が問題視しているのは、著作権者の側が「不正かつ脅迫的な陳述を通じて自らの権利を不当に主張」していることです。たとえば、問答無用で複製を禁じるなどの表記を著作物にすることなどでしょうか。
私も、以前からこのことは気になっていました。著作権は絶対的なものではなく、権利者と利用者とのバランスをとることが大切です。そのため、私的な使用における複製や引用も特定の条件下では認められています。
しかし大半の著作物、特に大企業が著作権を有しているものに関しては、かなり厳しい文言であらゆることが法律で禁止されているかのように示されています。
これは、一種の詐欺的な行為といえるかもしれません。現に、JASRACはたとえ正当な引用の要件を満たしていても、著作権使用料をとろうとする場合があるそうです。これは、マンガの分野でも顕著で、こちらでは少しでも歌詞を引用した場合は出版社の側はかならず料金を支払っています。
くり返しになりますが、著作権は絶対的なものではありません。著作物を利用する側は、過度に脅える必要はまったくないのです。逆に、不当な権利主張をされた場合は、アメリカの例にならってきちんと糾弾すべきなのかもしれません。
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