気持ちはわかる著作権侵害
8 月 23rd, 2007 by 鳴神
EUの調査で、違法ダウンロードに関するユーザーの興味深い心理が明らかになりました。
特に年長の子供たちは、「みんなやっている」「個人的な利用だからいい」「アーティストはもう十分に金を持っている」「CDやDVDは高過ぎる」という理由をあげて、自らの行為を正当化しているそうです。
これらは確かに法的な根拠はなく、著作権侵害は侵害であり違法行為です。しかし、ユーザーの心情的な側面からすると、気持ちはわかる面もあります。
思うのは、いくら著作権保護を啓蒙しようと、大半の人々の意識はあまり変わらないのではないかということです。そもそも知的財産権の被害は物的なものの被害とは異なり不明確で、罪の意識を感じにくいものです。また、使えるお金の限られている人に「正規品を買え」といっても無理があります。
ということは、DRMを強化するか新しいサービスの仕組みを打ち立てるしかありません。前者は完璧なセキュリティなどありませんから限界がありますが、後者は最近広告モデルによる無料のサービスが増えているのは面白い傾向ですね。
いずれにせよ、「ダメ! ダメ!」と言っているだけはユーザーも世の中も動きません。単に法的に正しいかどうかを問うだけではなく、いまは現実的な対応が求められています。
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